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笑門来福


by cocoronohon

総合

ゆとり教育といわれて
授業の様子が変わったのは長男が小学校に入学してすぐだったと思います。

社会と理科が無くなり「総合」という単元ができました。
内容は・・ま 社会と理科が交互にある感じなのですが
その中に時々折り込まれる工夫に満ちた授業がありました。
先生たちの苦労がどれほどのものかと いつも感心させられることばかり。

最初の3~4年は手探り状態というのもわかりましたが
だんだんと 学校らしさのようなものが見えてきました。

学校の先生だけでなく地域には先生も知らない
経験豊富な方々が大勢いて
その方達のお話しを聞いたり一緒に活動したりしました。

長男が5~6年生の時は その活動が一番盛んで
とにかくすばらしい方々に会えたんです。

盲学校の先生と音の出るバレーボールをしたり
箱根駅伝の走者だった方の話しを聞いたり
助産士と妊婦さんのお話しは衝撃的だったみたい^^

それ以外にも地域の中にとてもすばらしい人が大勢いるんですね~。
「畑名人」「田植え名人」「塩作り名人」
「町作りをする人」「新しい発明をする人」「新聞記者さん」などなど

そんな方々の 手を借りながらの学習が今でも進んでいます。
2年生の畑作りは名人であるおばあちゃんやおじいちゃんもいっしょに参加します。
4年生ではお米作り。田植えから 稲刈りをして干して脱穀。
それからいっしょにおにぎりパーティーまで。
5年生は 塩田で塩作り。出来た塩で 漬物や豆腐や味噌を作ります。
どれも昔の道具を見たり 使ったりします。
そして 6年生は 自分で「町で輝く人」を探してふれ合って
自分も夢を持って頑張るということを学んでいくようです。

そしてそれぞれの過程で記録が残ります。
どこでどんな疑問をもったか どうやって調べたか
解決してどう思ったか 次の疑問はあったか
その記録が コレ↓
総合_f0093897_1651837.jpg

学年末に冊子にしてくださいます。
すごいです!
ほんとうに 毎年毎年 先生には 感謝感謝なのでした。
by cocoronohon | 2006-08-29 16:05